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愛知など最多となる計23府県に熱中症警戒アラート 暑さに厳重警戒

2021/07/20 07:58 ウェザーニュース

今日20日(火)も、引き続き東北から九州や沖縄にかけて、厳しい暑さになります。

環境省と気象庁は、熱中症警戒アラートをこれまでで最多となる23の府県に発表しました。こまめな水分補給や室内でも適切なエアコンの使用など熱中症対策をするようにしてください。

連日続く猛暑 万全の熱中症対策を

<熱中症警戒アラート発表 本日7月20日(火)対象>
山形、宮城、福島、群馬、栃木、埼玉、茨城、山梨、新潟、富山、石川、福井、愛知、滋賀、京都、兵庫、鳥取、島根、広島、福岡、長崎、熊本、沖縄・八重山

今日も太平洋高気圧が勢力を広げ、北日本から西日本を覆います。各地で晴れて強い日差しが照り付けるため、内陸部を中心に35℃以上の猛暑日になる予想です。東京や大阪、名古屋などの都市部でも35℃近くまで上がります。

熱中症警戒アラートの発表があったところでは、湿度も高く蒸し暑くなります。暑さ指数(WBGT)が上がり、熱中症の危険性が非常に高くなるところがあるので、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。
>>1時間ごとの気温を確認

熱中症警戒アラートとは?

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、これまでの高温注意情報を置き換えるものです。昨年は関東甲信の1都8県を対象に熱中症警戒アラート(試行)として運用されていましたが、今年から全国で本運用が始まりました。
>>関連記事 全国で熱中症警戒アラートが運用開始

暑さ指数(WBGT)とは?

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。

熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。

環境省と気象庁は今年から一部地域で、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。
>>熱中症情報を詳しくアプリで見る