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京都や福岡など計15府県に熱中症警戒アラート 明日20日(火)対象

2021/07/19 18:00 ウェザーニュース

環境省と気象庁は、明日20日(火)を対象とした熱中症警戒アラートを、宮城県・福島県・栃木県・群馬県・新潟県・石川県・滋賀県・京都府・兵庫県・島県根・鳥取県・広島県・福岡県・長崎県・八重山地方に対して発表しました。

連日の猛暑日になる所も 万全の熱中症対策を

明日20日(火)は、引き続き太平洋高気圧が勢力を広げ、北日本から西日本を覆います。晴れてしっかりと日差しが届くため、東京で33℃、京都で36℃、広島や福岡で35℃、内陸部では35℃以上の猛暑日になる所もある予想です。

熱中症警戒アラートの発表があったところでは、湿度も高く蒸し暑くなります。暑さ指数(WBGT)が上がり、熱中症の危険性が非常に高くなるところがあるので、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。
>>1時間ごとの気温を確認

熱中症警戒アラートとは?

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、これまでの高温注意情報を置き換えるものです。昨年は関東甲信の1都8県を対象に熱中症警戒アラート(試行)として運用されていましたが、今年から全国で本運用が始まりました。
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暑さ指数(WBGT)とは?

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。

熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。

環境省と気象庁は今年から一部地域で、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。
>>熱中症情報を詳しくアプリで見る