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東京都に今年初の熱中症警戒アラート 明日19日(月)対象、計11都府県に

2021/07/18 17:43 ウェザーニュース

環境省と気象庁は、明日19日(月)を対象とした熱中症警戒アラートを、東京都・青森県・福島県・栃木県・群馬県・新潟県・石川県・愛知県・京都府・鳥取県・八重山地方に発表しました。

今年に入って全国での本運用が始まって以降、東京都・栃木県・福島県・青森県で発表されたのは初めてとなります。

猛暑日になる所も 万全の熱中症対策を

明日19日(月)は太平洋高気圧が勢力を広げ、北日本から東日本を覆ってきます。晴れてしっかりと日差しが届くため、東京で34℃、福島で36℃、内陸部では35℃以上の猛暑日になる所もある予想です。

熱中症警戒アラートの発表があったところでは、湿度も高く蒸し暑くなります。暑さ指数(WBGT)が上がり、熱中症の危険性が非常に高くなるところがあるので、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。
>>1時間ごとの気温を確認

熱中症警戒アラートとは?

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、これまでの高温注意情報を置き換えるものです。昨年は関東甲信の1都8県を対象に熱中症警戒アラート(試行)として運用されていましたが、今年から全国で本運用が始まりました。
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暑さ指数(WBGT)とは?

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。

熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。

環境省と気象庁は今年から一部地域で、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。
>>熱中症情報を詳しくアプリで見る