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猛暑日地点は今年最多に 山梨県では全国今年最高の36.4℃

2021/07/17 14:19 ウェザーニュース

今日17日(土)は夏の高気圧が本州付近に中心を移し、北日本から東日本を広く覆っています。昨日以上の暑さになった所が多く、35℃以上の猛暑日のち点数は今年最多となりました。

真夏日地点は500を超える

北日本や東日本では強い日差しが照りつけて、夏本番の暑さになっています。内陸部を中心に気温はグングン上昇し、14時までの気温が最も高い山梨県甲州市・勝沼は36.4℃を記録し、今年の全国最高気温となりました。

北海道置戸町・境野で36.1℃で昨日に続き2日連続の猛暑日となるなど、35℃を超えたのは14時時点で29地点、30℃以上の真夏日が546地点といずれも今年最多です。(全国の観測地点は919地点)

また、梅雨明けが発表された大阪でも今年最高の33.4℃、東京都心は32.5℃を観測しました。

明日は盛岡で37℃を予想

18日(日)の天気と気温
明日18日(日)は高気圧の中心がゆっくりと西に移り、日本列島の広範囲を覆います。厳しい暑さが各地で続き、場所によっては今日の気温をさらに上回る見込みです。

今日35.1℃まで上がって今年初の猛暑日となった岩手県盛岡市は37℃を予想。これまでの観測史上1位に迫るような記録的な暑さになる可能性があります。そのほか、山形市や帯広市で36℃、福島市で35℃など北日本は体温並みの暑さです。

東京や大阪なども33℃と今日と変わらない暑さで、内陸部では猛暑日が予想されます。少しの間、外で過ごすだけでも熱中症の可能性がありますので、普段以上にこまめな水分補給や塩分補給を心がけてください。室内で過ごす場合もエアコンなどで室温をしっかりと調整する必要があります。
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