南西モンスーンと東風が合流
沖縄の南の海上では、モンスーンと呼ばれる南西の季節風と太平洋高気圧の縁辺を吹く東よりの風によって、反時計回りの風の流れが形成されています。「モンスーントラフ」と呼ばれる低圧部です。
モンスーントラフは周囲から風が集まる低圧部ですので、雲が発達しやすくなります。こうした雲がまとまることで熱帯低気圧となり、風の条件によっては台風にまで発達していきます。
モンスーントラフは周囲から風が集まる低圧部ですので、雲が発達しやすくなります。こうした雲がまとまることで熱帯低気圧となり、風の条件によっては台風にまで発達していきます。
明日には熱帯低気圧発生の予想
気象庁は明日16日(金)の夜の段階で、沖縄のはるか南東の海上で熱帯低気圧が発生すると予想しています。各国のコンピューターシミュレーションでは、来週の半ば以降に台風の勢力まで発達する予測が増えてきました。
現時点では台風が発生する可能性は高くなってきているものの、どの程度発達するか、どのような進路を進むかに関しては不確実性が非常に大きな状況です。
梅雨が明けて夏本番を迎えるこの時期は、台風の発生が増える時期でもあります。平年の発生数は7月が3.7個、8月が5.7個です。しばらくは南の海の動向から目が離せません。
» 台風が発生したらアプリで確認
現時点では台風が発生する可能性は高くなってきているものの、どの程度発達するか、どのような進路を進むかに関しては不確実性が非常に大きな状況です。
梅雨が明けて夏本番を迎えるこの時期は、台風の発生が増える時期でもあります。平年の発生数は7月が3.7個、8月が5.7個です。しばらくは南の海の動向から目が離せません。
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参考資料など
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構