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寒冷渦の周辺で雨雲が発達
西日本は非常に激しい雨や落雷に警戒

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2021/07/15 10:48 ウェザーニュース

今日15日(木)は寒冷渦が西日本の太平洋側を西進します。西日本の各地は大気の状態が不安定で、局地的に非常に激しい雨の降るおそれがあり、警戒が必要です。

午前中から所々で激しい雨

寒冷渦の周辺では発達した雨雲が見られ、近畿から中国、四国にかけて雨を降らせています。早朝は大阪市や名古屋市などで雷を伴った激しい雨に見舞われました。

関東や東海も上空の寒気の影響が残っており依然として大気の状態は不安定です。風と風がぶつかるような所や、風が山にぶつかるような所で雨雲が発達しています。

10時30分までの1時間では鳥取県鳥取市・鹿野で9.5mm、高知県安芸市で9.0mm、神奈川県海老名市で18.5mmの雨を観測しました。10時30分時点で島根県には土砂災害警戒情報が発表されています。
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午後は西日本を中心に広範囲で雷雨

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15日(木)午後の雨の予想
午後にかけては寒冷渦がさらに西に移動するため、晴れている所が多い九州でも天気が急変する見込みです。

西日本は局地的に1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨が降り、雷や突風、雹などを伴う所があります。東海から関東甲信など東日本でも内陸部を中心に雨雲の発達しやすい状況です。

特に西日本は雲を移動させる上空の流れが弱いため、激しい雨が長く続いて雨量が増加するおそれがあります。激しい雨による道路冠水や中小河川の増水、落雷による停電や火災などに警戒をしてください。
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