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真夏日地点は今年最多の400超 明日は東京都心も真夏日が復活

2021/07/14 15:18 ウェザーニュース

今日14日(水)は日差しが多くなった九州と北海道などを中心に気温が上がりました。真夏日地点は今年最多となっています。

400地点以上で真夏日に

今日の日本列島は広い範囲で雷雨になっています。雨が降った所では気温の上昇が抑えられる一方で、降っていない所は強い日差しで気温が上がりました。特に気温が高いのは九州と北海道です。

15時までの最高気温は大分県日田市で36.2℃を観測し、福岡市でも猛暑日に迫る34.6℃と今年一番の暑さです。北海道は内陸部を中心に暑く、旭川市で32.3℃を観測しています。真夏日の地点数は今年最も多い412地点に達しました。

雲が多い関東は30℃前後で、東京は28.8℃と真夏日にはなっていません。

大阪はゲリラ豪雨で気温急降下

大阪の気温変化
大阪市も午前中は強い日差しが届いて12時過ぎに33.0℃まで上がりましたが、午後になってゲリラ豪雨に見舞われて気温が急降下。激しい雨が降り出した13時過ぎから、わずか20分ほどで約9℃も下がりました。

14時には21.9℃と少し前までは夏本番を感じる暑さだったのが、半袖では肌寒く感じられるくらいの涼しさになっています。雨が落ち着いた後は気温が上昇に転じているものの、日差しがないため暑さが戻ることはない見込みです。

明日は東京都心も真夏日が復活

15日(木)の天気と気温
明日15日(木)も全国の広い範囲で30℃以上の真夏日が予想されます。九州は上空の寒気を伴った低気圧である寒冷渦や、湿った空気の影響で今日よりも雲が広がりやすく、早い時間から雨が降るため暑さは少しトーンダウンします。

関東は日差しが増える分だけ気温が上がって東京都心は3日ぶりの真夏日の予想。北日本も日本海側や内陸部で暑さが続く見込みです。熱中症対策は引き続きしっかりと行ってください。
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