まだ梅雨明けが発表されていない山陰などでは、今日12日(月)も梅雨前線の影響で大雨となりました。

ただ、明日13日(火)になると夏の太平洋高気圧の勢力が強まってきます。

西日本では朝から晴れる所が多くなる見込みで、夏本番を思わせる日差しが届きます。九州北部から近畿、東海は梅雨明けが発表される可能性があります。

その後、今週半ばにかけて関東や東北でも梅雨明けとなりそうです。

梅雨前線の活動が弱まり夏のような強い日差しが届いても、この先もしばらくゲリラ豪雨が発生しやすくなります。

上空の強い寒気の影響で、週の半ばにかけても東北から九州にかけては各地で強雨や雷雨に注意が必要です。激しい雨が降ったり、突風、ひょうが降るおそれもあります。

例年、梅雨明けすると「梅雨明け十日」の言葉があるように10日間程度安定した晴天が続きますが、今年は梅雨明けしても変わりやすい天気となる見込みで、しばらく天気の急変には注意が必要です。

週末になると寒気は次第に東シナ海方面に移って弱まり、ゲリラ豪雨は山沿いなど一部に限られる見込みです。
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