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今日も局地的に激しい雷雨 日本海側は記録的な雨、関東も急な短時間強雨に注意

2021/07/12 11:34 ウェザーニュース

今日12日(月)は早朝から山陰や東北日本海側など所々で非常に激しい雨が降り、土砂災害警戒情報が出ている所があります。
今夜にかけては太平洋側でも局地的に激しい雨や雷雨となる所があり、道路冠水などに注意が必要です。

日本海側で強雨、大雨

梅雨前線が本州付近に停滞していて、前線に近い日本海側の地域で特に雨雲が発達しています。10時までの1時間に島根県雲南市周辺で約100mmの雨を解析し、記録的短時間大雨情報が発表されました。
島根県雲南市では警戒レベル5の「緊急安全確保」が出されました。
また、秋田県や鳥取県の一部で6時間雨量が観測史上最も多い記録を更新しています。
この大雨により、11時時点で島根県、広島県、鳥取県、秋田県には土砂災害警戒情報が出されている地域があります。
» 最新の雨雲レーダー

今夜にかけては太平洋側でも短時間強雨に注意

雷雨発生確率(12日15時)
太平洋側は晴れている所が多く、地上付近の気温が上がっています。その一方、上空には強い寒気が流れ込んでいるため大気の状態が不安定になっており、すでに一部で雨雲が発生しています。今夜にかけては太平洋側でも広い範囲で急な雨や落雷、突風、ひょうなど天気の急変に注意が必要です。

山で発生した雨雲が発達し、上空の風にのって平野部にも流れ込んできます。東京など都市部でも激しい雷雨となるおそれがあります。

短時間強雨や落雷により、道路冠水や停電、小さい河川の増水氾濫、家屋への浸水のリスクもあります。空の変化に十分注意して、雷の音が聞こえたり、激しい雨が降っているときにはできるだけ外出を控えるようにしてください。
» GPS検索 ピンポイント天気予報

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ナナすけさん