facebook line twitter mail

記録的大雨となった鳥取で再び激しい雨 土砂災害や河川氾濫に警戒

2021/07/08 15:23 ウェザーニュース

昨日は線状降水帯が形成されるなど、記録的な大雨となった山陰では、午後になり激しい雨に見舞われています。

すでに昨日からの大雨で地盤が緩んでいるため、土砂災害の危険性が非常に高く、河川氾濫にも警戒が必要です。
>>土砂災害危険度を確認

大雨後に激しい雨 土砂災害に警戒

雨雲レーダー 8日(木)15時現在
15時現在、鳥取県周辺には線状の発達した雨雲がかかっており、激しい雨を降らせています。15時までの1時間に鳥取市鹿野では48.5mmを観測しました。この発達した雨雲は東へ移動しているものの動きが遅く、このあとも1時間に50mm前後、局地的には80mm以上の猛烈な雨のおそれがあります。
>>最新の雨雲レーダー

昨日だけで300mm以上と記録的な大雨が降った鳥取県では、降り始めからの総雨量が400mm近くになっており、すでに地盤が緩んでいます。このあとの雨の強まりをきっかけに土砂災害がいつ発生してもおかしくありません。また、河川の水位が通常より高い状態が続いているところに、激しい雨が降っているため、河川氾濫が起きやすい状況です。引き続き、急な斜面や崖からは離れて、増水した河川には近づかないでください。

避難指示が発令されているところがあります。身の回りが危険な状態になる前に、できるだけ安全な場所への避難をお願いします。
>>今いるところの天気・気温