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東京は約1か月ぶりの真夏日を観測 西日本は不快な蒸し暑さが続く

2021/07/07 14:16 ウェザーニュース

今日7日(水)は梅雨前線の南側に入り暖かな空気が流れ込んでいる西日本で蒸し暑さが続いています。晴れ間が見えて日差しが届いた関東も昨日以上に気温が上がり、30℃以上の真夏日の所が多くなりました。

東京の真夏日は6月10日以来

西日本の各地は雲が多いにも関わらず気温が上がっています。14時までに全国で最も気温が高い愛媛県新居浜市では35.2℃と猛暑日になり、山口県山口市は33.8℃、福岡県福岡市は33.3℃を観測しました。

昼前から日差しが届いた関東も昨日以上の暑さで、東京都心は6月10日以来、約1か月ぶりとなる真夏日です。

各地とも気温に加えて湿度も高く、かなりの蒸し暑さになっています。ウェザーニュースアプリ利用者からの体感報告は「ムシっと暑い」が圧倒的に多く、西日本で8割前後、関東では9割以上を占めました。

蒸し暑さは明日も続く

8日(木)の天気と気温
明日8日(木)も梅雨前線はほとんど停滞するため、西日本を中心に暖かな空気が流れ込みやすい状況が続きます。鹿児島は雲が優勢でも今日とほぼ同じ33℃、福岡や高知も真夏日の予想です。最低気温も25℃以上の熱帯夜の所が多いため、夜間の室温調整もしっかりと行いましょう。

関東は今日のようには日差しが届かず、昼前後を中心に雨が降りやすくなるため、気温はあまり上がりません。東京は25℃の予想となっています。ただ、雨が降る分湿度は高く、蒸し暑さは残ります。
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