梅雨に体がむくむ理由
梅雨どきは、顔やふくらはぎ、足首などにむくみを感じることがよくあります。
「梅雨にジトッとしているのは、空気だけではありません。東洋医学では湿邪(しつじゃ)と言って、梅雨の湿度が体に入り水分代謝を鈍らせると考えれられています。足や顔などがむくんで不快なだけでなく、体が重い、だるい、頭痛、頭が働かないといった症状にもつながります。
むくみを放置すると、体のなかに水たまりがたくさんできたような状態になります。夏になれば暑さで熱せられてさらに状態が悪くなり、熱中症や夏バテになりやすくなります。梅雨の間にむくみを解消しておきましょう」(瀬戸先生)
「梅雨にジトッとしているのは、空気だけではありません。東洋医学では湿邪(しつじゃ)と言って、梅雨の湿度が体に入り水分代謝を鈍らせると考えれられています。足や顔などがむくんで不快なだけでなく、体が重い、だるい、頭痛、頭が働かないといった症状にもつながります。
むくみを放置すると、体のなかに水たまりがたくさんできたような状態になります。夏になれば暑さで熱せられてさらに状態が悪くなり、熱中症や夏バテになりやすくなります。梅雨の間にむくみを解消しておきましょう」(瀬戸先生)
むくみを改善するツボ3選
湿度の高い梅雨どきの、むくみを解消するにはどうしたらよいのでしょうか。
「東洋医学でむくみに関係するのは、肺、胃腸、腎の3つと考えます。なかでも水分代謝に最も影響するのが腎。むくみを解消するのに役立つツボを挙げましょう」(瀬戸先生)
「東洋医学でむくみに関係するのは、肺、胃腸、腎の3つと考えます。なかでも水分代謝に最も影響するのが腎。むくみを解消するのに役立つツボを挙げましょう」(瀬戸先生)
腎兪(じんゆ)
「ウエストの一番くびれた部分の背骨の両脇にあり、押すとズーンとした痛みを感じるのでわかります。指を当て、体をゆっくり反らすと自然と適度な圧がかかります。梅雨に腰が重く感じたり、むくみから腰痛を起こしている場合にも有効です」(瀬戸先生)
踝下(かか)
「内くるぶしの真下をたどっていって、足の裏の土踏まずのへりにあるツボです。水分代謝によく、全身のむくみに効果があります。立ち仕事やPC前での長時間の作業で、足が疲れたり、むくんでいるときに効果的です。強めに押してもよいツボなので、痛気持ちいいくらいにギューっと押してみて下さい」(瀬戸先生)
陥谷(かんこく)
「足の人差し指と中指の股(また)から足首方向へなで、指2本分ほど進んだ骨の間のくぼみにあります。体の水を巡らせ、むくみに効果があるツボです。特に、朝顔が腫れぼったく感じる人に、おすすめです。息を吐きならがグーっと3秒ほど押し、数回繰り返します」(瀬戸先生)
むくみ改善の重要な役割を担う「丹田」
丹田はツボではなく、おへその下のエリアです。丹田は活力を蓄える要所ともいわれていて、健康維持のための重要なポイントとされているそうです。
「腎の気のあつまるエリアで、武道や呼吸法でも重要とされています。丹田には腎と関係が深いツボが3つ(石門・気海・関元)あり、ここが冷えると腎のエネルギーが冷えてむくみにもつながります。
エアコンの効いた部屋では、ひざ掛けをかけたり、カイロを使うなど冷やさないように注意しましょう。飲食物も冷たいものばかりにならないよう気をつけてください」(瀬戸先生)
ただ、なかなか改善しないむくみは、ほかに原因があることもあります。
「以上のようなツボを使っていてもむくみが解消されない場合は、甲状腺や心臓、腎臓などに疾患があるおそれもあります。医療機関を受診しましょう」(瀬戸先生)
むくみがあるまま夏を迎えるのは避けたいものです。今の間にすっきり改善して、元気に過ごせるよう心がけたいですね。
>>お天気ニュースをアプリで読む
エアコンの効いた部屋では、ひざ掛けをかけたり、カイロを使うなど冷やさないように注意しましょう。飲食物も冷たいものばかりにならないよう気をつけてください」(瀬戸先生)
ただ、なかなか改善しないむくみは、ほかに原因があることもあります。
「以上のようなツボを使っていてもむくみが解消されない場合は、甲状腺や心臓、腎臓などに疾患があるおそれもあります。医療機関を受診しましょう」(瀬戸先生)
むくみがあるまま夏を迎えるのは避けたいものです。今の間にすっきり改善して、元気に過ごせるよう心がけたいですね。
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