facebook line twitter mail

今日7月7日は「七夕」 今夜、星空を楽しめそうなエリアは?

2021/07/07 06:06 ウェザーニュース

今日7月7日(水)は「七夕」。伝説では年に一度、織姫と彦星が天の川を渡って会うことのできる特別な日です。

新暦の7月7日の本州付近は梅雨の真っ只中であることが多く、例年晴れにくいのですが、今夜は星空を見ることはできるのでしょうか?

沖縄は天気バッチリ、関東もチャンスあり

7日(水)夜は星空見える?
七夕の今日は広いエリアで梅雨前線の影響により、曇りや雨のすっきりしない天気となる予想です。前線の活動は活発で、局地的に激しい雨のおそれもあります。夜も北海道から九州の広範囲で、星空の観測は難しい予想です。

ただ、東北北部の日本海側や関東、九州南部では、夜に雲が一時的にとれる可能性があります。晴れ間を狙って、空を見上げてみてください。

梅雨明けしている沖縄では、夜も晴れて星空をバッチリ楽しめる見込みです。
>>1時間毎の天気と気温

織姫と彦星になぞらえられた星

夏の大三角(協力:アストロアーツ ステラナビゲータ11)
中国を発祥とする七夕(たなばた)伝説で登場する「織姫」と「彦星」になぞらえられた星は、こと座の一等星「ベガ」と、わし座の一等星「アルタイル」です。

ベガ(織姫)とアルタイル(彦星)は夏の代表的な星座である「夏の大三角形」を形つくる星です。二つの星の間には、七夕伝説と同様に天の川が流れています。

ベガ(織姫)とアルタイル(彦星)は、日が沈む頃にはすでに東の空に現れており、深夜には南の空高くに昇ります。短冊に願い事を書いたら、晴れたエリアにお住まいの方はぜひ空を見上げてみてください。
>>星空情報をアプリで見る