facebook line twitter mail

【天気痛予報】前線が停滞し梅雨空続く 週末にかけて天気痛のピークに

2021/07/06 12:13 ウェザーニュース

天気痛とは、気圧や湿度・気温などの変化に影響されて起こる不調や痛みです。

この一週間は梅雨前線が本州付近に停滞します。日本海側中心に広く雨の降りやすい日が続き、7日(水)夜に関東や東海では天気痛予報のランクが「やや注意」となります。

さらに、9日(金)から11日(日)にかけて広い範囲で「注意」となり、東京など関東では「警戒」となる予報です。

頭痛やめまいなど天気による影響を受けやすい方は早めに対策をしておきましょう。

今週は梅雨前線が本州付近に停滞

週間天気図 7日(水)~12日(月)
梅雨前線は今週末にかけて本州付近に停滞します。明日7日(水)になると前線は東日本で南下し、夜には低気圧が関東地方を通過する見込みです。このため、関東や東海などで夜にかけて「やや注意」となります。

その後、週末にかけても梅雨前線は停滞を続け、暖かく湿った空気の影響を受け前線活動が活発になる見込みです。

影響が長引くことにより、週末にかけて気温や湿度、気圧など変化が生じるため、天気痛の発症リスクが高くなる傾向がありますので、体調管理に気をつけてください。
>>都道府県別の天気痛予報

天気痛予報を参考に事前の対策を

毎日決まった時間に起こる「大気潮汐」と呼ばれる気圧変化の変動が大きくなることに加え、天気によっても晴れた日と雨の日などにより、一日の中でも天気や気温、湿度の変化が大きくなるので身体への負担がかかります。

ご自身の体調変化などのパターンと照らし合わせて、天気痛が発症する前に予防薬やマッサージなどで対策をしてみてください。