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小規模な災害が散発
被害の再発・拡大に警戒を

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2021/07/04 11:27 ウェザーニュース

梅雨前線の影響で昨日3日(土)は関東南部や静岡県で記録的な大雨になり、静岡県熱海市では土石流によって人的被害が発生しています。

一夜明けた今日4日(日)も静岡県からは小規模ながら崖崩れなど土砂災害の報告が寄せられています。

明日5日(月)以降も雨が降る天気が続くので、被害の再発・拡大に引き続き警戒が必要です。

土の中にはまだ大量の水分

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今日の関東や静岡県は前線の影響で雨が降っていますが、多い所でも雨量は5mm/h程度で、昨日3日(土)のような大雨になることはない見込みです。

ただ、昨日の記録的な雨量の影響で土の中にはまだ大量の水分が含まれています。少しの雨量でも新たに土砂災害が発生、または土砂災害が再発するおそれがあるので油断はできません。

水が噴き出している崖や増水した河川など、危険な場所には決して近づかないようにしてください。また、速やかに避難できるように準備をしつつ、自治体からの安全情報もこまめに確認するようにしてください。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
静岡県静岡市清水区の空さん

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