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近畿から関東は今日も激しい雨
道路冠水や土砂災害などに警戒

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2021/07/02 06:27 ウェザーニュース

梅雨前線は今日2日(金)も本州の南岸に停滞しています。関東や東海、近畿などは非常に激しい雨の降るおそれがあり、警戒が必要です。

連日の激しい雨に

梅雨前線上に形成された局地的な低気圧に暖かく湿った空気が集まり、昨日の朝と同じように近畿から東海、関東を中心に活発な雨雲が広がっています。6時までの1時間には鹿児島県大隅町・佐多で35.5mm、和歌山県白浜町・日置川で33.5mm、静岡県浜松市・三ヶ日で31.0mmの激しい雨を観測しました。
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降りはじめからの雨の量は伊豆諸島・新島や和歌山県串本町・潮岬で300mmを超え、東海でも多い所で200mm以上に達しています。土砂災害の危険度が高まっている地域が多くなってきました。

6時の時点で関東南部や東海、近畿、九州の一部に大雨警報、東京都伊豆諸島北部、静岡県伊豆・西部、和歌山県南部には土砂災害警戒情報が発表中です。
» 現在の土砂災害危険度を確認

今日いっぱいは大雨による災害に警戒

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2日(金)昼の雨の予想
近畿南部から東海にかけては昼過ぎにかけて、関東や伊豆諸島では夕方にかけて活発な雨雲が次々に通過し、断続的に雨が降る見込みです。

広い範囲で1時間に30mm以上の激しい雨、局地的には50mmを上回るような非常に激しい雨が予想され、東京や名古屋などの大都市を含む地域で道路冠水が発生するおそれがあります。

昨日からの雨量が多くなっている紀伊半島や伊豆半島、伊豆諸島、房総半島などは特に災害が発生しやすく、大規模な土砂災害や河川の増水、氾濫などに厳重な警戒が必要です。
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