梅雨前線から少し離れている九州北部や山陰から東北にかけての本州日本海側は、日差しが届いて各地で気温が上がりました。

特に上空に暖かな空気が流れ込んでいる九州で暑く、14時までに全国で最も気温が上がった熊本県玉名市・岱明では35.6℃を観測しています。今年の全国最高気温タイで、猛暑日になるのは6月9日に3地点で観測して以来です。

そのほか、佐賀県佐賀市で34.9℃、福岡県久留米市で33.7℃など九州北部は夏本番を思わせる暑さで、島根県松江市や富山県富山市、秋田県秋田市など日本海側の広い範囲で30℃を超えています。

一方で朝から断続的に雨が降っている太平洋側は昼間でも肌寒いくらいで、東京の最高気温は22.4℃と5月上旬並みです。

明日2日(金)は梅雨前線に伴う雲が今日よりも北に広がるため、日差しの届く所が少なくなります。それでも九州北部は暑さが続き、佐賀市や熊本市は真夏日の予想です。雲が増えて湿度が増すため蒸し暑く感じられます。引き続き熱中症に注意をしてください。
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東北は海からの風となる太平洋側と、山越えの風になる日本海側で大きく変わり、秋田市は連日の真夏日となる31℃、仙台市は22℃止まりとなります。東京も今日と変わらず23℃の予想で、梅雨寒が続く見込みです。
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