本州の南海上に停滞している梅雨前線は週末になるとさらに北上する予想です。2日(金)頃には西日本の太平洋沿岸から伊豆諸島付近に伸び、西からは暖かく湿った空気が次々に流れ込んできます。

前線の活動が活発になって、周辺では雨雲が発達。梅雨時の大雨のパターンに近づく見込みです。前線に近い西日本の太平洋側を中心に雨が強まりやすくなります。

さらに3日(土)から4日(日)にかけては前線が北上する可能性があります。まだ前線の位置の予測に不確実性があるものの、北上することで大雨となるエリアの拡大が考えられます。

7月のはじめには去年2020年の「令和2年7月豪雨」や2018年の「平成30年7月豪雨」、2017年の「平成29年7月九州北部豪雨」など、多くの大雨災害が発生しています。

現時点でそこまで大規模な大雨となる予兆はないものの、1年の中でも最も警戒が必要なシーズンですので、最新の情報の確認とともに大雨への備えをしっかりと行うようにしてください。
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