梅雨前線の北上に伴って西日本の太平洋側で雨が降っており、九州南部ではやや強まっている所があります。11時までの1時間には鹿児島県枕崎市で7.0mm、宮崎県宮崎市で5.0mmの雨を観測しました。

九州南部も活発な雨雲は昼を過ぎると海上に離れ、雨は小康状態になる所が多い見込みです。午後になると雨の中心は関東や東海など、東日本の太平洋側に移ってきます。

梅雨前線に伴う活発な雨雲は太平洋沿岸が中心で、東京都心や名古屋など大都市で強い雨にはならない見込みです。夕方から夜にかけて雨の降りやすい状況が続くため、外出時は傘が欠かせません。

前線から離れている日本海側は寒気の影響で大気の状態が不安定です。すでに雨が降っている北陸に加え、九州北部から中国地方、東北日本海側でも所々で雨雲が発生する可能性があります。変わりやすい天気となりますので、空の変化に注意をしてください。
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