上空にこの時期としては強い寒気が流れ込んでいる一方、地上付近は気温が上昇して、大気の状態が不安定になっています。

北海道から九州のところどころで雨雲が発生し、内陸山沿いを中心に発達しているところもある状況です。特に寒気が強い東北から中部は雷が鳴っているところがあり、岩手県の奥州市周辺では10分に10mmを超えるような雨が降っています。

日が沈む頃までは、不安定な状態が続きます。山沿いを中心に、急な強い雨や雷雨、突風や降雹に注意してください。

西日本には南から暖かく湿った空気が流れ込み、局地的に雨雲が発達しています。高知県や宮崎県では1時間に20mmを超える強い雨が降りました。

この後も夜にかけて、雨雲が発達しやすい状況が続きます。山沿い以外でも雨の強まりに注意が必要です。
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