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兵庫で「頭巾雲」出現 ベールをまとった入道雲 雷雲の急発達に要注意

2021/06/25 17:21 ウェザーニュース

近畿では所々で雨雲が発達していますが、晴れている兵庫県の丹波篠山では少し変わった雲が見られました。

入道雲の上部にかかるベールのような薄い雲は「頭巾雲」と呼ばれるものです。発達している最中の入道雲(雄大積雲)の雲頂付近にできる雲で、頭巾雲が発生するということは、雲が強い上昇流を伴って急成長している証拠になります。

明日にかけても西日本は雷雨に注意

兵庫県の東には活発な雨雲が広がっていて、この雲が見られたものを思われます。

このあとも1、2時間くらいは大気の状態が不安定で、局地的に激しい雨が降り、落雷や突風、ひょうが降るおそれもあります。

明日26日(土)も近畿など西日本は大気の不安定な状態が続き、局地的な雷雨の可能性があります。「頭巾雲」をまとっている入道雲は特に危険なサインとなりますので、空の変化に注意が必要です。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ホンダさん