寒冷渦の影響で大気の状態が不安定
寒冷渦と呼ばれる寒気を伴った上空の低気圧が日本海をゆっくりと移動しています。中心付近の気温は上空5500mで-15℃以下と、この時期としては強く、日本付近は今日も大気の状態が不安定です。
特に寒冷渦の中心から見て東側から南側で雨雲が発達しやすく、関東や東北で局地的に雨の強まっている所があります。今日の早朝には山形県鶴岡市で29.5mmの強い雨を観測しました。
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特に寒冷渦の中心から見て東側から南側で雨雲が発達しやすく、関東や東北で局地的に雨の強まっている所があります。今日の早朝には山形県鶴岡市で29.5mmの強い雨を観測しました。
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午後にかけて広域で雷雨に注意
寒冷渦は動きが遅く、大気の不安定な状態は長時間に渡って継続します。午後にかけてはすでに雨が降っている東北や関東などに加え、まだ晴れている東海から西日本の各地でも雨雲が急発達する所がある見込みです。
局地的には1時間に30~50mmの激しい雨の降り、活発な雨雲の通過時には雷や雹、突風などを伴うおそれがあります。激しい雨による道路冠水や中小河川・用水路の急な増水、落雷による停電などに十分注意をしてください。
雷雨の発生しやすい気象状況は少なくとも明日24日(木)まで続く予想です。
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局地的には1時間に30~50mmの激しい雨の降り、活発な雨雲の通過時には雷や雹、突風などを伴うおそれがあります。激しい雨による道路冠水や中小河川・用水路の急な増水、落雷による停電などに十分注意をしてください。
雷雨の発生しやすい気象状況は少なくとも明日24日(木)まで続く予想です。
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参考資料など
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構