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西、東日本は晴れたり曇ったり 午後は内陸で天気急変のおそれ

2021/06/22 10:00 ウェザーニュース

今日22日(火)の西日本から東日本は帯状の雲が広がっており、晴れたり曇ったりの天気となっています。上空高いところの雲がほとんどですが、午後は内陸山沿いで天気の急変に注意が必要です。

雲多めでも隙間から太陽覗く

現在広がっている雲は、上空のジェット気流に対応した雲です。ほとんどが空高いところにある雲で、雨雲は含んでいません。

特に多く見られているのが「うろこ雲」です。うろこ雲(いわし雲)は上空5,000~13,000mの高い所に現れる雲で、巻積雲(けんせきうん)の一種に分類されます。巻積雲は氷の粒で形成され、雲に厚みがなく太陽光線を透過させるため、雲の底に陰ができず、白く見えます。

今日はこういった雲がかかりやすい状態が続くと見ていますが、雲の隙間から太陽が覗く時間もあって、広く穏やかな天気となります。

午後は内陸山沿いで天気急変に注意

22日(火)18時の雨雲の予想
ただ、上空には強い寒気が居座っています。午後は昇温により大気の状態が不安定になって、内陸山沿いで雨雲が発生する見込みです。

特に注意が必要なのが中部や東北の日本海側で、平野部でも急な雨の可能性があります。雷や突風、あられを伴うおそれもありますので、空の変化に注意してください。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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