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【天気痛予報】梅雨前線や熱帯低気圧の動向に注意 頭痛など天気痛対策は早めに

2021/06/22 13:23 ウェザーニュース

天気痛とは、気圧や湿度・気温などの変化に影響を受け、引き起こされる不調や痛みです。

天気痛予報のランクでは24日まで「安心」のところが多くなります。

しかし、梅雨前線の北上だけでなく、今後熱帯低気圧が台風に変わる可能性があり、天気痛予報のランクは悪化傾向で週末にかけて「注意」や「警戒」になる予想です。頭痛やめまいなど天気による影響を受けやすい方は早めに対策をしておきましょう。

週後半は梅雨前線とともに熱帯低気圧の動向に注意

熱帯低気圧情報 22日(火)9時
本州の南海上に停滞している梅雨前線は、週後半になると北上してくる見込みです。

太平洋高気圧の勢力が強まる事により、東日本の南海上から先に北上してくる予想となっています。このため、週の中頃まで日差しの届いている所も多くありますが、週末にかけては広く梅雨のすっきりしない天気となり雨の強まるところがある予想です。

また、気象庁はマリアナ諸島周辺の熱帯低気圧について、24時間以内に台風に発達する見込みとの情報を発表しました。

梅雨前線とともに熱帯低気圧や台風が発生し、北上する可能性もあるため、北日本や東日本を中心に天気痛のランクは悪くなる傾向となっています。

梅雨前線や熱帯低気圧の今後の情報に注意が必要です。
>>都道府県別の天気痛予報

>>関連記事 24時間以内に台風発生か
日本に向かって北上 発生すれば「台風5号」

天気痛予報を参考に事前の対策を

毎日決まった時間に起こる「大気潮汐」と呼ばれる気圧変化の変動が大きくなることに加え、天気によっても晴れた日と雨の日などにより、一日の中でも天気や気温、湿度の変化が大きくなるので身体への負担がかかります。

ご自身の体調変化などのパターンと照らし合わせて、天気痛が発症する前に予防薬やマッサージなどで対策をしてみてください。