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梅雨の晴れ間に鮮やかな虹色 中国地方でハロやアーク出現

2021/06/17 09:13 ウェザーニュース

今日17日(木)の中国地方は梅雨前線が南に離れ、山陰の一部をのぞいて梅雨の晴れ間となっています。その晴れ間に鮮やかな虹色現象が現れました。

上空に広がる薄雲が創り出す

太陽の周辺にうっすらと光の環が現れ、その上の部分は特に鮮やかな虹色となっています。光の環の部分がハロ、虹色の部分は上部タンジェントアークです。

ハロは太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指し、タンジェントアークはハロと同じ太陽の中心から上下の視野半径角22度のところに現れます。いずれも上空の高い所に広がる薄雲を構成する、氷の粒が太陽の光を屈折させることで見られる現象です。

午後にかけて見られる所も

ハロやアーク
ハロやアークを作り出している薄雲は、中国大陸から進んできた気圧の谷の前面に広がっている雲と見られます。午後にかけては多少、雲が厚みを増すものの、今日のうちに大きく天気が崩れることはない見込みです。

薄い雲が広がる時間は比較的長く、中国地方以外の西日本でもこの後は見られる所があるかもしれません。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
温泉藻さん