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岩手県で1時間に約120mmの猛烈な雨 記録的短時間大雨情報

2021/06/15 17:52 ウェザーニュース

岩手県で局地的に雨が強まっています。

気象庁は、雫石町付近で14時40分までの1時間に約120mmの、紫波町付近で14時50分までの1時間に約100mmの、17時30分までの1時間に奥州市西部付近で約100mmの猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表しました。

岩手県付近では夕方にかけて、低地の浸水や土砂災害等に警戒してください。
» 雨雲レーダー

気象庁が記録的短時間大雨情報を発表

▼岩手県で猛烈な雨
14時40分までの1時間に、
 雫石町付近で約120mm(解析雨量)

14時50分までの1時間に、
 紫波町付近で約100mm(解析雨量)

17時30分までの1時間に、
 奥州市西部付近で約100mm(解析雨量)

北日本の上空には強い寒気が流れ込んでいる一方、地上付近で昇温して、東北は大気の状態が非常に不安定になっています。このため、あちらこちらで雨雲が発達し、岩手県内で猛烈な雨が降っています。
このあと夕方にかけても岩手県内では活発な雨雲がかかり、局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。

すでに岩手県内では土砂災害警戒情報が出ている所もあります。道路冠水や河川の増水、土砂災害に警戒してください。
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記録的短時間大雨情報とは

その場所で数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析をしたときに、気象庁が発表するものです。その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。

この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。
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