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北海道で今年初の真夏日 同じ道内で気温差20℃も

2021/06/10 13:52 ウェザーニュース

今日10日(木)は北日本上空まで暖かな空気が流れ込んで、北海道でも今年初めての真夏日を観測しました。その一方で気温の全く上がっていない所もあります。

気温差は20℃以上に

13時10分の気温は道内で最も高い新得町で31.6℃を観測しています。逆に最も低いえりも町・えりも岬は10.1℃、浜中町・榊町は11.6℃しかなく、同じ北海道内での気温差が20℃以上もあります。

北海道の太平洋側は海からの南風が吹いており、周辺の海面水温が10℃前後とまだ低いことから気温が上がらない状況です。

明日は内陸部で33℃前後まで上昇

11日(金)の北海道の天気と気温
明日11日(金)も引き続き暖かな空気に覆われることに加え、南西の風が強まるため特にオホーツク海側の内陸部でフェーン現象が起こり気温が上がります。北見市では33℃の予想です。

また、札幌で30℃、旭川では32℃など真夏日の地点は今日よりも増える見込みです。空気は乾燥してカラッとした暑さではあるものの、これだけ気温が上がると熱中症の危険性は増しますので、対策はしっかりと行ってください。

太平洋沿岸は今日ほどではないものの海からの風で気温は上がりにくく、暑さはありません。
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