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梅雨後半の大雨に警戒 7月にかけて気温は高く暑い日が多い

2021/06/10 15:30 ウェザーニュース

今日10日(木)、気象庁は6月12日から7月11日までの1か月予報を発表しました。梅雨前線は夏の高気圧が勢力を北に拡大する6月下旬から北上し、活動が活発になる見込みです。大雨への備えが欠かせません。

また、全国的に気温は高い傾向が続くため、熱中症にも注意が必要です。

6月終わり頃から梅雨前線北上か

この先1か月の降水量予想
6月中旬は夏の高気圧の北への張り出しが弱いため、梅雨前線があまり北上せず本州の南岸に停滞しやすくなる見込みです。6月終わり頃になると高気圧が強まるとともに梅雨前線が北上し、西日本、東日本に湿った空気が流れ込みやすくなります。

1か月の降水量は西日本から北日本で平年並みの予想となっています。いつもの梅雨と同じように梅雨前線が活発となるタイミングでは大雨のおそれがありますので、梅雨が明けるまで雨への備えが必要です。

沖縄は梅雨前線や湿った空気の影響を受けやすく、降水量は平年並みか多い予想です。

暑い日が多く熱中症に注意

この先1か月の気温予想
1か月の平均気温は全国的に平年並みか高い予想となっています。

特に6月中旬は日本付近には暖かな空気が流れ込みやすく、西日本から北日本の広い範囲で気温が平年より高くなる予想です。曇りや雨の日でも蒸し暑く、晴れる日は厳しい暑さが予想されます。熱中症に備えて日々の体調管理が欠かせません。

沖縄は6月下旬には梅雨が明け、その後は夏の高気圧に覆われて暑さが続く予想です。
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