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福岡・久留米や佐賀などで猛暑日 明日は太平洋側で暑さ落ち着く

2021/06/09 16:10 ウェザーニュース

今日9日(水)は九州で今年初の35℃を超える猛暑日の所がありました。東京も連日の真夏日となりましたが、明日は少し暑さが落ち着く見込みです。

九州で猛暑日を観測

梅雨前線は南に離れて活動が弱まる一方で、日本付近は勢力の強い高気圧に覆われ全国的に晴れて強い日差しが照りつけました。上空に暖かな空気が流れ込んでいる西日本や東日本を中心に気温が上がり、夏本番を思わせる暑さになっています。

16時までに全国で最も気温が上がった福岡県久留米市は35.6℃を記録、佐賀県佐賀市や大分県日田市も35℃に達し、3地点で猛暑日になっています。猛暑日の観測は今年初めてです。

また、東京は31.1℃、大阪は32.2℃と連日の真夏日となり、全国の真夏日地点数は昨日を上回って今年最多の256地点に達しました。

関東は暑さ少しトーンダウン

10日(木)の予想天気図
明日10日(木)は高気圧が日本の東の海上に中心を移すため、東よりの風が吹き込む東京や名古屋など太平洋側では少し暑さが落ち着きます。東京は28℃、名古屋は29℃と真夏日にはならない予想です。

一方、山越えの風でフェーン現象が起きる九州の北部や山陰などは今日よりも高い所があり、鳥取は32℃まで上がる見込みです。強い日差しで特に屋外では熱中症のリスクの高い状態が続きますので、しっかりと対策を行ってください。
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