広い範囲に晴天と暑さをもたらしている高気圧は10日(木)になると中心を東の海上に移し、天気は西からゆっくりと下り坂に向かいます。

11日(金)には梅雨前線が東シナ海まで北上し、12日(土)に西日本にかかる予想となっています。来週にかけては本州の南の海上に停滞し、西日本から東日本の広い範囲で梅雨空が戻ってくる見込みです。

週末以降の梅雨前線の位置や雨の範囲の予想は、現時点でも不確実性が高い状況です。それでも西日本から東日本で雲の広がりやすい日が続き、来週にかけては梅雨空が続くと見られます。

ウェザーニュースが8日(火)に発表した10日間予報では、東京や仙台でも12日(土)以降は曇りや雨の予想です。この週末までには関東甲信や北陸、東北南部まで梅雨入りの可能性があります。

明日から明後日10日(木)にかけての日差しが貴重なものになるかもしれませんので、有効に活用するとともに、雨への備えを進めておくようにしてください。
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