facebook line twitter mail

青空を彩る一面の傘「アンブレラスカイ」

2021/06/07 07:01 ウェザーニュース

梅雨前線は本州南岸に停滞しており、6日(日)の滋賀県は晴天に恵まれています。

そんな滋賀県草津市では青空を彩る一面の傘が見られています。

これは「アンブレラスカイ」と言って2012年にポルトガルで始まった傘のデコレーションプロジェクトです。中部の小都市アゲダでは毎年夏になると芸術祭を目当てにたくさんの観光客が訪れます。ただし、夏はかなりの高温になり、熱中症患者の発生が悩みの種になっていました。そこで考えられたのが「アンブレラスカイプロジェクト」。街中をカラフルな傘で埋め尽くし、熱中症対策と観光客誘致を両立させたのです。

現在ではこのアンブレラスカイプロジェクトの方が芸術祭よりも有名になって、一面のアンブレラを見るために観光客がさらに増加したそうです。

週明けの7日(月)は西日本や日本海側を中心に晴れるところが多く、昼間は気温が上がって汗ばむような暑さになります。紫外線が強いため日傘が活躍しそうです。
» ピンポイント天気予報

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
-きんみさん