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大阪や名古屋は昼頃にかけて土砂降りや横殴りの雨に

2021/06/04 09:26 ウェザーニュース

今日4日(金)の近畿、東海は梅雨前線や低気圧の影響で朝から雨です。昼頃にかけて断続的に雨が強まり、土砂降りになることがあります。

朝から風雨の強い状況続く

本州の南岸に伸びる梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、活動が活発です。また、それとは別に日本海に前線を伴った低気圧が進んでいて、近畿や東海は昨夜から本降りの雨になっています。

今朝になり発達した雨雲がかかるようになって、9時までの1時間の雨量は岐阜県揖斐川町で24.0mm、兵庫県宍粟町・一宮で20.0mm、京都府京都7.5mmを観測するなど、所々で土砂降りの雨です。
愛知県大府市の様子(4日(金)9時すぎに撮影)

紀伊水道や伊勢湾周辺など沿岸部では風も強く、兵庫県洲本市で24.6m/s、和歌山県和歌山市で20.2m/s、愛知県常滑市・セントレアで19.0m/sの最大瞬間風速を観測しました。
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昼頃にかけて局地的な激しい雨に

4日(金)昼前の雨の予想
大阪市や名古屋市などの都市部も含め、これから昼頃にかけて断続的に活発な雨雲が通過し、雨が強まる見込みです。1時間に20~30mmの土砂降りの雨となり、強い風も相まって横殴りとなることがあります。

傘をさしていても濡れてしまうような雨になりますので、レインコートを活用したり着替えの準備をしておくのも良いかもしれません。

地形の影響で雨雲が発達しやすい紀伊半島や東海の山沿いでは1時間に50mm前後の非常に激しい雨の降るおそれがあり、道路冠水や河川の増水、土砂災害などに警戒が必要です。
» GPS検索 ピンポイント予報

参考資料など

写真・動画:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
なおなかさん