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東海などでハロが出現 天気はゆっくり下り坂

2021/06/03 10:34 ウェザーニュース

今日3日(木)は東日本や北日本を中心に日差しが届いています。東海など中部では薄い雲が広がり、「ハロ」が出現しました。これは天気下り坂のサインです。

「ハロ」は天気下り坂のサイン

「ハロ」とは、暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれます。

上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。

これは薄雲の中の氷の結晶によって太陽の光が屈折されて、虹色や白っぽく見られるものです。

岐阜県本巣市では「幻日」も見られました。「幻日」は太陽高度が低い時に現れやすく、朝日や夕日の両脇によく見られるものです。こちらも条件によって白っぽく見えたり、虹色に見えたりします。

これらは天気下り坂のサインで、雲が厚くなるにつれて見えなくなります。

東海の雨は夜遅くから 明日は荒天のおそれ

4日(金)11時の雨雲の予想
東海は段々と雲が優勢になり、夜遅くから雨が降り出します。明日4日(金)は強雨や雷雨、強風により荒れた天気となる見込みです。

1時間に50mmほどの激しい雨となるおそれもあるので、天気が穏やかなうちに側溝の掃除や飛ばされやすいものを屋内に片付けるなど、対策を行っておくと安心です。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ちょこちっぷさん