水無月は「水の月」という意味
水無月の「無」は、「の」にあたる連体助詞「な」であるため、「水の月」という意味になります。
今まで水の無かった田んぼに水を注ぎ入れる頃であることから、「水無月」や「水月(みなづき・すいげつ)」「水張月(みずはりづき)」と呼ばれるようになりました。
この時期の雨は稲が実を結ぶために重要なものであるため、豊作を願う人々の思いがこの呼び名に表れている、ともいわれています。
今まで水の無かった田んぼに水を注ぎ入れる頃であることから、「水無月」や「水月(みなづき・すいげつ)」「水張月(みずはりづき)」と呼ばれるようになりました。
この時期の雨は稲が実を結ぶために重要なものであるため、豊作を願う人々の思いがこの呼び名に表れている、ともいわれています。
昼間の暑さと夕暮れの涼しさ
ほかには、酷暑にたえて涼しい風を待つという意味の「風待月(かぜまちづき)」、「常夏月(とこなつづき)」、「炎陽(えんよう)」など、夏の厳しい暑さを感じさせる呼び名が多くあります。
一方で、「弥涼暮月(いすずくれづき)」や「涼暮月(すずくれづき)」など、夕暮れの涼しさを表現した異名もあります。
また、「蝉羽月(せみのはつき)」という、蝉の羽のような薄い衣を着る月という意味の言葉もあります。かつての日本人のライフスタイルを表す、なんとも優雅な言葉選びですね。
>>今年の梅雨はどうなる?
一方で、「弥涼暮月(いすずくれづき)」や「涼暮月(すずくれづき)」など、夕暮れの涼しさを表現した異名もあります。
また、「蝉羽月(せみのはつき)」という、蝉の羽のような薄い衣を着る月という意味の言葉もあります。かつての日本人のライフスタイルを表す、なんとも優雅な言葉選びですね。
>>今年の梅雨はどうなる?
参考資料など
【参考】国立国会図書館 https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter3/s8.html
日本大歳事記 (講談社)
【写真】ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
桜さん
日本大歳事記 (講談社)
【写真】ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
桜さん