国内:茨城県沖でM5クラスの地震が3回連続
29日(土)8時21分頃、茨城県沖を震源とするマグニチュード5.3、深さ約40kmと推定される地震が発生し、宮城県から千葉県にかけての広い範囲で最大震度2の地震が発生しました。
その後の9時05分頃にはマグニチュード5.0で深さ約30km、さらに10時03分頃にはマグニチュード5.6で深さ約20kmの地震が相次いで起きています。いずれの地震も観測された最大震度は2です。3回の地震はほぼ同じ震源で、一連の地震活動と考えられます。
太平洋プレートが沈み込む領域である茨城県沖は過去にも大きな地震が多く発生しています。東日本大震災を引き起こした超巨大地震の直後には今回の震源よりも少し陸地よりでマグニチュード7.6、2008年には今回の震源近くでマグニチュード7.0が起きました。
10時過ぎの地震以降は震度1以上の有感地震の発生はないものの、今後の活動を注視する必要があります。
その後の9時05分頃にはマグニチュード5.0で深さ約30km、さらに10時03分頃にはマグニチュード5.6で深さ約20kmの地震が相次いで起きています。いずれの地震も観測された最大震度は2です。3回の地震はほぼ同じ震源で、一連の地震活動と考えられます。
太平洋プレートが沈み込む領域である茨城県沖は過去にも大きな地震が多く発生しています。東日本大震災を引き起こした超巨大地震の直後には今回の震源よりも少し陸地よりでマグニチュード7.6、2008年には今回の震源近くでマグニチュード7.0が起きました。
10時過ぎの地震以降は震度1以上の有感地震の発生はないものの、今後の活動を注視する必要があります。
国内:和歌山県南部震源の地震で震度3
26日(水)8時57分頃、和歌山県南部を震源とするマグニチュード3.9、深さ51kmと推定される地震が発生しました。この地震で和歌山県白浜町で最大震度3、和歌山県から奈良県南部にかけて震度2を観測しています。
和歌山県南部を震源とする震度3以上の地震は今年4月13日以来です。地震のメカニズムは北東ー南西方向に張力軸をもつ、正断層型と解析されています。
和歌山県は知られている活断層はないものの、フィリピン海プレートの沈み込む角度の違いや地質の影響などで、地震活動が活発な地域です。今回の震源付近では深さ50km前後の地震が多く、時々マグニチュード5を超えるような規模の地震が起きています。同じ和歌山県でも北部は深さ10km未満の浅い所で起きる地震が多く、少しタイプが違います。
和歌山県南部を震源とする震度3以上の地震は今年4月13日以来です。地震のメカニズムは北東ー南西方向に張力軸をもつ、正断層型と解析されています。
和歌山県は知られている活断層はないものの、フィリピン海プレートの沈み込む角度の違いや地質の影響などで、地震活動が活発な地域です。今回の震源付近では深さ50km前後の地震が多く、時々マグニチュード5を超えるような規模の地震が起きています。同じ和歌山県でも北部は深さ10km未満の浅い所で起きる地震が多く、少しタイプが違います。
世界:中国の内陸部で大きな地震相次ぐ
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は発生していません。最も大きな地震はトンガ近海で発生したマグニチュード5.7の地震です。
22日(土)に中国の内陸部で発生したマグニチュード7.3の地震の余震が続いていて、日本時間の27日(木)夜にはマグニチュード5.2が発生しました。余震の分布は西北西から東南東方向に伸びており、地震の活動領域を示しています。
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ただ、地震回数は日を追うごとに順調に減少している状況です。本震の発生から1週間以上が経過しており、余震活動はこのまま落ち着く可能性が高いと見られます。
22日(土)に中国の内陸部で発生したマグニチュード7.3の地震の余震が続いていて、日本時間の27日(木)夜にはマグニチュード5.2が発生しました。余震の分布は西北西から東南東方向に伸びており、地震の活動領域を示しています。
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ただ、地震回数は日を追うごとに順調に減少している状況です。本震の発生から1週間以上が経過しており、余震活動はこのまま落ち着く可能性が高いと見られます。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。