facebook line twitter mail

24時間以内に台風発生の可能性 次に発生すると「台風3号」

2021/05/30 11:18 ウェザーニュース

5月30日(日)9時現在、カロリン諸島で熱帯低気圧が発達中です。気象庁はこの熱帯低気圧について、24時間以内に台風に発達する見込みとの情報を発表しました。

次に台風が発生すると、先月発生した台風2号に続く「台風3号」と呼ばれます。

▼熱帯低気圧 5月30日(日)9時
 存在地域   カロリン諸島
 移動     ほとんど停滞
 中心気圧   1004 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s

今後の動向に注意

世界各国の気象機関が計算したシミュレーション結果を比較すると、この熱帯低気圧が発達することを示唆するシミュレーション結果が多く、台風になる可能性は高まっていると言えそうです。ただ、その後の勢力の予想はシミュレーション結果の間で差が大きく、発達を続けるか衰弱するかの予想が難しい状況です。

また、進路もまだ不確実性が高く、場合によってはこのまま北上して沖縄方面に向かう可能性も否定できません。今後の動向に注目が必要です。
» GPS検索 ピンポイント週間天気予報
ウェザーニュースアプリでお天気アラームを設定すると、今いる場所の天気・台風・地震・津波などの情報をいち早くプッシュ通知で受け取れます。

次に台風ができると「台風3号」

平年の台風発生数
今年は2月に台風1号が、4月に台風2号がそれぞれ発生しているため、もし次に台風が発生すると「台風3号」と呼ばれることになります。

5月の台風発生数の平年値は1.0個ですので、台風が発生すること自体は珍しくはありません。
» 気圧変化·頭痛対策の参考に<天気痛予報>