東シナ海に中心を持つ高気圧の圏内となって、西日本は晴れているところが多くなっています。東日本は薄雲が多いながらも、日差しが届いて穏やかな天気です。

関東より西の地域では太平洋側を中心に、25℃以上を示すピンクの領域が広がりました。特に関東内陸部では西風によるフェーン現象も相まって気温が上昇し、群馬県の上里見では13時23分に32.6℃を観測しています。九州や沖縄を除いた本州で今年最も高い気温です。

東京も朝から気温は順調に上がり、13時34分に28.2℃を観測しました。これは6月下旬並みの暑さです。雲が増えたことで少しむしむしとしていますので、暑いと感じたら我慢せずに扇風機を回すなど、熱中症対策を行うようにしてください。

一方、前線から離れている西日本は、比較的空気が乾燥しています。昨日は25℃に届かなかった大阪でも、4日ぶりにしっかりと晴れて午前中に26℃を突破し、カラッとした暑さになりました。

東海以西の梅雨の中休みは、来週前半まで続きます。気温は軒並み25℃を超え、九州では30℃を超えるところもある見込みです。万全な暑さ、紫外線対策が欠かせません。

関東は、明日30日(日)は暖かい空気が後退し、少し気温が下がります。それでも最高気温は25℃前後で蒸し暑くなりますので、通気性の良い服装でお過ごしください。
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