facebook line twitter mail

北海道で本降りの雨 夜にかけて落雷や強風にも注意

2021/05/29 11:49 ウェザーニュース

29日(土)の北日本は、上空に寒気を伴った低気圧や気圧の谷の影響で、北海道や東北北部を中心に雨が降っています。局地的に雨雲が発達して、本降りの雨や雷雨になっているところもある状況です。

特に低気圧が接近する北海道は夜にかけて、強まる雨や落雷、沿岸部では強風に注意が必要です。

1時間に20mm以上の土砂降りの雨になるおそれも

29日(土)11時20分の雨雲レーダー画像
11時20分現在、北海道では広く雨が降っています。上空に寒気を伴った低気圧が北海道の西の海上にあり、その周辺の活発な雨雲が通過している状況です。

特に、低気圧に向かって湿った空気が流れ込みやすい太平洋側で雨の降り方が強まっており、登別市カルルス町では7時42分までの1時間に24.0mmの強い雨を観測しました。

風も強く吹いており、えりも岬では9時17分に24.7m/sの最大瞬間風速を観測しています。

現在、道東を通過している雨雲は今後北上し、帯広など太平洋側は昼過ぎにかけて、網走などオホーツク海側は昼頃から夜にかけてが強い雨のピークとなる見込みです。局地的には1時間に20mm以上の土砂降りの雨や雷雨になるおそれもあるため、車の運転などは視界不良に注意してください。

一方、低気圧に近い日本海側は明日30日(日)にかけて雨の降りやすい状態が続きます。雨雲の隙間で一旦雨が止んでも油断できません。出かける場合は傘を忘れずにお持ちください。
» 最新の雨雲・雪雲レーダー
» ピンポイント天気予報

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ちゃお☀️さん