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【天気痛予報】 広く晴れても土曜日は頭痛などに注意

2021/05/28 12:33 ウェザーニュース

梅雨の季節は明瞭な低気圧の通過などはなくても、梅雨前線の動向により天気や気温の変化などにも関係していると言われています。

この影響で、頭痛やめまいなどの天気痛による急な体調不良に注意が必要となるため、お薬が必要な人などは事前の対策をしておきましょう。

土曜日は「警戒」ランク多く、日曜日は回復傾向に

この先の天気痛予報を見てみると、明日29日(土)にかけて日本海や本州の東にある前線上の低気圧の影響により、広く「警戒」や「注意」ランクの所が多くなっています。

ただ、明後日30日(日)になると、低気圧が離れていくため、各地でランクが下がり「やや注意」の所が多くなる見込みです。

来週も梅雨前線が本州の南に停滞しているため不安定な状態が続き、週明けの31日(月)から6月2日(水)にかけて広く「注意」ランクの予想となっています。
>>都道府県別の天気痛予報

天気痛予報を参考に事前の対策を

毎日決まった時間に起こる「大気潮汐」と呼ばれる気圧変化の変動が通常より大きくなることに加え、天気によっても晴れた日と雨の日などにより、一日の中でも天気や気温、湿度の変化が大きくなり身体への負担がかかります。

梅雨本番の沖縄は来週になると天気痛予報では「注意」ランクが続きますが、梅雨の中休みとなっている九州から東海、まだ梅雨入りしていない関東などでも、「注意」ランクがあるなど晴れた日も油断できません。

ご自身の体調変化などのパターンと照らし合わせて、ぜひとも天気痛の発症する前に予防薬やマッサージなどで対策をしてみてください。