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ほたる前線北上中 九州や四国はほたるが飛び交う季節に

2021/05/23 13:22 ウェザーニュース

西日本から東海では例年よりも早く梅雨入りし、雨の季節となっています。 梅雨の風物詩といえば、ほたるですが、九州や四国では、まだピークではないものの、ほたるが飛び交うようになっています。
ほたる前線は現在、西日本やら東日本を北上中で、近畿から関東でも各地でほたるの淡い光が見られるようになってきています。

ほたるが見えやすい条件

ほたるは求愛行動のために光るため、その光がより目立つ日に多く見ることができます。
そのため、月が煌々と夜空で輝いている日は難しくなりそうです。また、風が強かったり、気温が低い日もほたるはあまり姿を見せてくれません。

以上のことから、「曇っていて月明かりがない」「風が弱い」「気温が20℃以上」という条件がそろった時、最も見えやすくなります。
西日本や東日本ではこの先しばらくもスッキリしない天気が続く予想ですが、、雨の降っていない夜にはほたるの乱舞を楽しめそうです。

ほたる出現予想

ほたる出現予想(2021年)
今年の各地の見頃は、九州から東海では6月上旬、関東では6月中旬にかけての予想です。甲信や北陸も6月下旬にかけて見頃を迎える予想となっています。

成虫になってからのほたるの寿命はわずか1週間~2週間程度と言われています。移り変わる季節に、今年もほたるたちは美しく舞い踊っているようです。
>>全国のほたるスポット情報

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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