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5月末は梅雨空が小休止 6月に入ると関東なども梅雨入り

2021/05/20 15:21 ウェザーニュース

今日20日(木)、気象庁は5月22日から6月21日までの1か月予報を発表しました。5月末は梅雨前線は一旦南下し、記録的に早い梅雨入りとなった西日本でも晴れる日があります。

6月に入ると本格的な梅雨空となり、関東や東北なども続々と梅雨入りする見込みです。

降水量は多い予想で大雨に警戒

この先1か月の降水量予想
5月末は偏西風が南を流れる分だけ梅雨前線も南下する見込みです。西日本などで続いていた梅雨空は一旦解消し、沖縄で雨が降りやすくなります。

6月に入ると梅雨前線が次第に本州付近に停滞しやすくなります。関東甲信や北陸など、まだ梅雨入りが発表されていない所も本格的な梅雨空となる予想です。

梅雨前線の活動は活発になると見られ、1か月の降水量は西日本で平年よりも多い予想です。今年は早い梅雨入りで5月から大雨となっている所があります。6月以降はさらに広い範囲で梅雨時期の大雨に警戒が必要です。

東日本や北日本で気温は高め

この先1か月の気温予想
日本列島の上空には暖かな空気が流れ込みやすく、1か月の平均気温は西日本が平年並み、東日本や北日本は平年並みか高い予想となっています。梅雨時期らしい蒸し暑さとなる所が多い見込みです。

特に梅雨前線が北上するタイミングでは気温が上がって暑さが増します。本格的な暑さが到来する前は、体が暑さに慣れていないこともあり、熱中症のリスクが高まります。特に梅雨の晴れ間で30℃を超えるような日は注意が必要です。
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