すでに土砂災害の危険度高まる
今日20日(木)は梅雨前線が西から北上し、前線の南側に広がる非常に暖かく湿った空気が日本付近に流れ込みやすくなっています。すでに九州には活発な雨雲がかかりはじめ、6時までの1時間に鹿児島県阿久根市で40.0mm、出水市で27.5mm、熊本県水俣市で22.0mmの雨を観測しました。
土砂災害の危険度が高まっている所があり、5時30分に鹿児島県薩摩川内市・甑島に土砂災害警戒情報が発表されました。
» 現在の土砂災害危険度を確認
土砂災害の危険度が高まっている所があり、5時30分に鹿児島県薩摩川内市・甑島に土砂災害警戒情報が発表されました。
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線状降水帯形成で非常に激しい雨のおそれ
午後にかけて前線の南側を吹く南西の風が、九州に湿った空気を次々に送り込みます。過去に大雨災害を引き起こしたのと同等の湿った空気で、大気の状態が不安定になり雨雲が発達しやすい状況です。
風の流れによっては線状降水帯が形成されて、局地的に1時間に60〜80mmの非常に激しい雨ないしはそれ以上の猛烈な雨となるおそれがあります。
大規模な冠水や河川の増水、氾濫、土砂災害などの危険性が高まりますので、厳重な警戒が必要です。避難をする場合はできるだけ雨が強まる前に済ませるようにしてください。雨が激しくなったら川や崖の様子を見にいくのは大変危険ですので避けてください。
» 最新の雨雲レーダー
風の流れによっては線状降水帯が形成されて、局地的に1時間に60〜80mmの非常に激しい雨ないしはそれ以上の猛烈な雨となるおそれがあります。
大規模な冠水や河川の増水、氾濫、土砂災害などの危険性が高まりますので、厳重な警戒が必要です。避難をする場合はできるだけ雨が強まる前に済ませるようにしてください。雨が激しくなったら川や崖の様子を見にいくのは大変危険ですので避けてください。
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明日にかけて大雨が続く
明日21日(金)は低気圧が日本海をゆっくりと進み、前線は東日本から西日本の太平洋側にかけて伸びる見込みです。暖かく湿った空気は東日本の上空まで広がり、東海の山沿いでも局地的に雨が強まります。総雨量は九州や四国、紀伊半島の南部、東海地方の山沿いで300mm前後に達するおそれがあります。
明日は西日本に加えて、東海地方を中心とした東日本でも大雨による災害に警戒が必要です。
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明日は西日本に加えて、東海地方を中心とした東日本でも大雨による災害に警戒が必要です。
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