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コロナ禍のお花見は都市部ほど散歩派、地方はドライブ派に

桜振り返りアンケート調査結果

2021/05/31 16:46 ウェザーニュース

毎年、多くの日本人が当たり前のように行っていたお花見。この春も、新型コロナウイルス感染拡大の影響で思うようなお花見ができなかったも多いのではないでしょうか。

ウェザーニュースでは、2021年のお花見シーズンを終えたあと、お花見スタイルについて調査を行いました。

半数以上が散歩でお花見

今年のお花見スタイルを伺ったところ、全体の59%が「散歩がてら」、30%が「ドライブ・車窓から」という結果となりました。

今年は三密を避けるお花見スタイルだったことが伺えます。

散歩派1位は東京

ウェザーニュースアプリでの調査結果
今年のお花見スタイルで「散歩がてら」の回答を都道府県ランキングで出しました。上位は東京などの都市部の地域がランクインしている一方で、下位は地方の地域が占めました。

岩手県がドライブ派1位

ウェザーニュースアプリでの調査結果
「散歩がてら」の都道府県ランキングでは、上位は散歩の割合が少なかった岩手、青森、宮崎がランクインしました。逆に、散歩派で上位だった東京、京都、大阪が下位を占めました。

都市部の地域ほど散歩派が多く、地方ほどドライブでお花見派が多くなることがわかりました。

アフターコロナのお花見は宴会・旅行派の割合増

新型コロナの流行が収束したらどんなお花見がしたいか調査したところ、実際のお花見スタイルと変わらず「散歩がてら」が半数を占め、その次に「宴会や旅行」が29%と多くなりました。

実は「宴会や旅行」で桜を楽しみたいと思っている方が多いことが伺えます。


新型コロナの流行から一年、様々なライフスタイルに変化をもたらしていますが、お花見は実は宴会や旅行で楽しみたいと思っている方もいるようです。

桜は、きっと来年も変わらず美しい姿を見せてくれるはずです。次の春は思いっきりお花見を楽しめるように、新型コロナウイルスの流行が収まることを願うばかりです。
>>ウェザーニュース記事一覧

参考資料など

■桜の振り返り調査は全てスマホアプリ「ウェザーニュース」内で西東日本、東北北部、北海道で分けて実施
「今年のお花見スタイルは?」
九州〜東北南部:4/12〜13 5729人参加
東北北部:5/2〜3 209人参加
北海道:5/11〜12 130人参加


「どんなお花見をしたいですか?」
九州〜東北南部:4/13〜14 5866人参加
東北北部:5/3〜4 170人参加
北海道:5/12〜13 184人参加