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梅雨前線北上 九州は局地的に激しい雨や雷雨に

2021/05/15 09:45 ウェザーニュース

今日15日(土)は梅雨前線の北上に伴って、九州を中心に局地的な激しい雨となっています。午後にかけては西日本の各地で雨が強まる見込みです。

九州では雷が頻発

梅雨前線は九州付近を北上中で、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいます。

前線周辺では雨雲が発達しており、9時30分までの1時間には熊本県水俣市で32.0mm、長崎県佐世保市で22.0mm、鹿児島県鹿児島市・喜入で16.5mmの雨を観測しました。熊本県天草市には9時38分、大雨警報が発表されています。

強い雨を降らせている雨雲の周辺では落雷も頻発している状況です。

午後は中国・四国も雨が強まる

15日(土)夕方の雨の予想
梅雨前線はゆっくりと北上する上、湿った空気は次々に流れ込んでくるため、九州では夕方にかけて断続的に激しい雨が降る見込みです。また、中国や四国の西部でも夕方以降は雨が強まり、局地的には1時間に50mm前後の非常に激しい雨となるおそれがあります。

短時間の激しい雨による道路冠水や中小河川の増水、頻発する雷による停電などに警戒をしてください。

梅雨前線は明日16日(日)から17日(月)にかけて本州付近に停滞して、活動が活発な状況が続く予想となっています。明日以降は西日本だけではなく、東日本や北日本でも強い雨に注意が必要です。
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