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九州南部は梅雨入り早々大雨か
今夜から明日は激しい雨に警戒

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2021/05/11 15:43 ウェザーニュース

今日11日(火)午後になって梅雨前線が北上し、活発な雨雲が九州の一部にかかり始めました。今日、梅雨入りが発表された九州南部を中心に、今夜から明日にかけては激しい雨の降るおそれがあるため警戒が必要です。

今夜にかけて次第に雨が強まる

梅雨前線の周辺の活発な雨雲が奄美地方から九州に広がってきました。すでに一部で雨が強まっており、15時30分までの1時間にはトカラ列島の中之島で34.5mmの激しい雨、鹿児島県鹿児島市・喜入で13.0mmのやや強い雨を観測しました。

今夜にかけては雨雲がさらに北上し、種子島・屋久島や九州南部を中心に雨が強まる見込みです。局地的には1時間に60~80mmの非常に激しい雨の降るおそれがあります。

夜間に最初の雨のピークを迎えることになりますので、明るいうちに周辺の状況を確認し、夜に車などで移動する場合は道路冠水などに十分注意をしてください。活発な雨雲周辺では雷も頻発しており、落雷による停電への備えも必要です。
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種子島・屋久島など300mm前後の大雨のおそれ

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48時間予想積算雨量
梅雨前線に向かって非常に湿った空気が流れ込むため、明日12日(水)の昼間も九州付近を雨雲が次々に通過し、断続的に激しい雨となる見込みです。

今夜からの48時間に予想される総雨量は九州南部から種子島・屋久島にかけての多い所で200mm前後に達し、特に種子島・屋久島周辺では300mm近い雨となるおそれがあります。

総雨量の増加によって、中小河川が増水したり土砂災害が発生してもおかしくありません。まだ5月中旬に入ったばかりですが、梅雨入りが発表されたようにすでに大雨の起こりやすいシーズンに入ったと考え、しっかりと対策を行うようにしてください。
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