気象衛星ひまわり8号の画像を見ると、昨日9日(土)は朝鮮半島付近から日本海に広がっていた黄砂が、今日は中国・華東から西日本、東日本に南下していることがわかります。
日本では10時25分までに、新潟・福岡・広島・高松・仙台・大阪・名古屋・津・岐阜で黄砂を観測しました。新潟や津では視程が8kmとなった時間もあります。

黄砂は前線の南下に伴って、段々と薄まりながら日本の南へ南下する予想です。
ただ、洗濯物を外に干してしまうと黄砂が付着する可能性があります。晴れていても、外干しは控えた方が無難です。

九州や四国の一部では明日10日(月)にかけて黄砂が残り、空がぼんやりと霞む状況が続く可能性があります。

呼吸器に疾患がある方は黄砂の影響で症状が悪化するおそれがありますので、空がひどく霞んでいるような場合は外出を控えるようにしてください。
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