facebook line twitter mail

日本海側で落雷や竜巻、ひょうに注意 西日本・東日本で大気の状態不安定

2021/04/30 09:58 ウェザーニュース

今日30日(金)は上空にこの時期としては非常に強い寒気が流れ込み、西日本から東日本にかけて大気の状態が不安定になります。山陰の沿岸には活発な雨雲があって、雷も観測されています。島根県や山口県には竜巻注意情報も発表中です。(30日10時現在)

このあとは、落雷や竜巻などの突風、ひょうやあられなどに注意が必要です。

山陰で雷雨や竜巻、突風のおそれ

今日は上空にはこの時期としては非常に強い寒気が流れ込んでいて、日本海西部には発達したライン状の雨雲があります。落雷も多数観測されていて、この発達した雨雲が午前中のうちに山陰に到達する見込みです。

1時間に50mm前後の非常に激しい雨の降るおそれがあり、落雷や竜巻などの激しい突風が発生する危険があります。ひょうやあられにも注意が必要です。

激しい雨の時間は短いものの、一時的には車の運転がしづらいほどの降り方になることもあります。
>>最新の雨雲レーダー

東日本でも午後は落雷に注意

雨の予想(30日18時)
上空の強い寒気は徐々に東へ移動するため、午後は東海や北陸、関東北部でも大気の状態が不安定になります。

朝からスッキリ晴れているエリアでも、午後は急な強い雨や落雷に注意が必要です。特に北陸では落雷が発生する可能性が高くなるので、空が急に暗くなったら早めに安全な室内に移動するなど、十分に気をつけてください。
>>今いるところの天気・気温