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東海は21時頃にかけて、関東は24時頃にかけて強雨に注意

2021/04/29 18:54 ウェザーニュース

低気圧の東進に伴って西日本は天気が回復してきた一方、東日本で雨が強まっています。
東海はこの後21時頃にかけて、関東は21時頃から24時頃にかけて、強い雨や横殴りの雨に注意が必要です。

多いところでは1時間に30mmを超える激しい雨のおそれも

29日(木)21時の雨の予想
18時現在、東日本は東海や北陸を中心に本降りの雨となっています。
関東の強い雨は千葉県の外房が中心で、千葉県・勝浦では17時40分に22.5mm/hの強い雨を観測しました。東京都心は雨雲の隙間に入っており、雨の降り方が弱い状態です。

この後は低気圧の東進に伴い、活発な雨雲が東海や関東に入ってきます。
東海は21時頃にかけて、関東は21時頃から24時頃にかけて、強い雨に注意が必要です。山沿いなど多いところでは1時間に30〜40mm程の激しい雨となるおそれもありますので、道路の冠水などにご注意ください。

岐阜県など中部の山沿いでは、これまでの雨ですでに土の中の水分量が多くなっています。気象庁は18時5分、飛騨市に「大雨警報」を発表しました。夜遅くにかけて土砂災害に警戒が必要です。急な斜面の近くにお住まいの方は、斜面から離れたところや2階など高いところで過ごすようにしてください。

沿岸部では風も強まる

29日(木)23時の風の予想
沿岸部では風も強まっています。
千葉は17時に9m/sの、東京都・江戸川臨海は10.2m/sの最大風速を観測しました。

このあとはさらに南寄りの風が強まり、沿岸部を中心に横殴りの雨になります。千葉県の外房では暴風のおそれもあるため、夜の外出は控えた方が安心です。
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