ほたるの光は求愛行動といわれています。幻想的な光を点滅させながら飛んでいるのがオス、葉の上なのでじっと止まっているのがメスです。

ほたるの求愛行動は天気によっても左右されると言われています。

ほたるは光を嫌うため、曇っていて月明かりのない日・風が弱い日・気温は20℃以上という気象条件が揃った日に多く姿を現わすようです。

ほたるは日没後暗くなってから、19時半頃から徐々に飛び始めるといわれています。つまり、この時はまだポツポツとしか飛んでいない可能性があります。

ここから徐々に数が増えていき、20時〜21時頃にピークとなります。

ホタルは夜に3回ほど飛び交い、20時〜21時の1回目が終わると、次は23時頃、その次は日付を廻って2時前後となる傾向にあるようです。
ただ、21時を過ぎると、ほたるの数は少しずつ減ってくるため、見に行く時は20時〜21時頃が良さそうです。

ほたるは光や騒音などにとても敏感で繊細な生き物です。人工的な光や大きな音を出してしまうと、求愛行動・繁殖の妨げになってしまいます。
観賞などに行く際には、みんなが優しい気持ちで、最新の注意を払ってそっと静かに見守るようお願いします。