29日(木)は低気圧が九州付近に進み、低気圧や前線に向かって南から湿った暖かな空気が流れ込みます。太平洋側では雨雲が発達しやすくなる見込みです。

午前中は九州から四国、紀伊半島にかけての西日本の太平洋側で雨が強まり、午後には東海でも強い雨が予想されます。1時間に40mmを超えるような激しい雨のなることもありますので注意が必要です。

関東でも夜遅くには活発な雨雲が通過し、南部の沿岸を中心に雨が強まる見込みです。

5月1日(土)になると上空5500m付近で－30℃以下の強い寒気を伴う寒冷渦が近づいてきます。寒冷渦やそれに伴う低気圧は動きが遅く、2日(日)にかけてゆっくりと北日本を通過する見込みです。

低気圧に近い北日本や日本海側を中心に雨が降りやすく、日差しが届く太平洋側も大気の状態が不安定になります。内陸部や山沿いを中心に天気急変に注意が必要です。
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